成形品の表面仕上程度はレンズのような極めて表面が重要なもなから、非外観面など仕上の必要が無いものまで広範囲にわたっている。
表面仕上げの程度はJIS K 7104に規定されているが、最高の鏡面仕上げを行う場合など、金型の鋼材から選定する必要が必要で金型が高価になる場合があり、必要以上の仕上げは要求すべきでない。
表面仕上げに関する注意点
@ 図面などに表面仕上げを記載し、詳細についてはサンプルなどを用いて金型打合わせにて擦りあわせを行う。
A 表面光沢を必要とする場合金型にクロムメッキを行う場合があるが、メッキは角部につきやすく、逆勾配が往々に発生するためトラブルの原因となる。また、金型修理の際メッキを剥がす必要があることから精度を必要とする場合はメッキは好ましくない。
7-1.パーティングライン(分割線)と割型線7-2.抜き勾配・抜きテーパー7-3.アンダーカット(くい込み部分)7-4.成形品の肉厚(壁厚)7-5.リブの応用と効果7-6.ボ ス7-7.丸みと隅肉r7-8. 孔7-9.文字・マーク7-10.表面仕上げ
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