7-5.リブの応用と効果



リブは成形品設計においてその適用範囲がひろく、外観上・強度上・成形上その効果は大きい。
主なメリットとして剛性効果の向上、流動性の改良、変形・応力改善などが挙げられる。

リブ設計上の注意点


@高いリブを少なく設けるよりも、低いリブを数多く設けた方が効果的である。

A物性の低下と流動性の阻害を防ぐ為に、リブは流れに沿った方向に設けるのが望ましい。

Bリブは剛性アップに役立つが反面、応力も集中しやすくクラックが生じやすい。
 リブの根元には適度なRを設ける。





Cリブ高さははベース肉厚の2〜3倍、付根の巾は肉厚の2/3以下、付根のRは肉厚の1/4以下とするとことが望ましい。



D数を増やせずリブの厚みを大きくしたいときは、リブの付根に向かってベース肉厚を除々に厚くすればよい。



E側面勾配は片面1°できれば2°ほしい。

Fリブとリブの間隔はベース肉厚の3〜4倍が望ましい。



7-1.パーティングライン(分割線)と割型線

7-2.抜き勾配・抜きテーパー

7-3.アンダーカット(くい込み部分)

7-4.成形品の肉厚(壁厚)

7-5.リブの応用と効果

7-6.ボ ス

7-7.丸みと隅肉r

7-8. 孔

7-9.文字・マーク

7-10.表面仕上げ


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