7-7.丸みと隅肉r



成形品に設ける各種Rも、補強リブと類似した効果を持ち合わせている。

すなわち剛性向上、キャビティー内の流動性向上、および応力集中の軽減による変形の防止に役立っている。

また、Rを設けることにより金型自体の剛性を上げることができトラブルを未然に防止することができる。

R設計上のポイント

@成形性の向上や金型寿命の点から、コーナーRはできる限り大きいほうが望ましい。

A直線の平面で囲まれた箱状の成形品においては、ソリ・曲り・ネジレなどの問題がある。
 Rやその他の条件が良くても必ず変形してしまう。

 (図20)には、成形品設計時に変形分を見込んだRをつけておく必要がある。

 ただしこのRの見込み予測は製品図を受け取った金型メーカーで算出することが多いので、
 事前打合せには忘れないように注意する。







7-1.パーティングライン(分割線)と割型線

7-2.抜き勾配・抜きテーパー

7-3.アンダーカット(くい込み部分)

7-4.成形品の肉厚(壁厚)

7-5.リブの応用と効果

7-6.ボ ス

7-7.丸みと隅肉r

7-8. 孔

7-9.文字・マーク

7-10.表面仕上げ






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