3-1.要求特性と使用条件
a.外観上と成形品設計
b.寸法精度と成形品設計
部品同士の嵌合、接着、および二次加工が必要な時などは図面寸法の公差により何らかの限度を
決める必要がある。成形品の精度は樹脂の体積収縮率と金型設計上の収縮率の見込みが一致
しにくいことから1/100程度が限界と考えて良い。
類似品のデータを参考にしても成形条件の相違・
使用条件の相違によって誤差が生じることも頭に入れとく必要がある。あまり厳しい条件を設けると
技術的・コスト的に弊害が多い。寸法精度に関しては要求部分を制限し、持たせることが大切である。
c.物性上と成形品設計
3-2.成形品設計と成形材料の基本的な考え方
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