6-1.外観上の問題
6-2.物性上の問題
6-3.寸法精度上の問題
6-4.用途別材料選定表
・汎用
・透明性
・耐衝撃性
・耐熱性
・寸法精度と剛性
熱可塑性プラスチック射出成形品の欠点として、寸法精度の出しにくいことと剛性の不足が挙げられる。
これらの欠点を補ったものがガラス繊維強化熱可塑性プラスチック(FRTP)である。FRTPは元のプラスチックに
比べ荷重たわみ温度が上がる。FRTP中非結晶性プラスチックにガラスを混入して強化したものは、特に
成形収縮率が小さく、精密な成形に適する。
またその強度、線膨張係数は純アルミニウムに近似した値となるので、金属との組 合わせ使用を行っても
熱膨張による問題が起こりにくい。
・耐摩擦・摩耗
・難燃性
・耐薬品性
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