【6. 成形材料の選択】

6-1.外観上の問題
6-2.物性上の問題
6-3.寸法精度上の問題
6-4.用途別材料選定表

・汎用
・透明性
・耐衝撃性
・耐熱性
・寸法精度と剛性

・耐摩擦・摩耗

ポリアセタール、ナイロン66、ポリブチレンテレフタレート、など耐摩耗性に優れ、摩擦係数の小さいもには ポリアセタール、ナイロン66、などがある。
これらは、歯車やカム、軸受けを一体化した部品に使われるがこれらは結晶性プラスチックの為、成形収縮率が 大きくこのような精度を必要とする部品の製造は難しい。このためそのままでは摩擦、摩耗特性が良好でない 非結晶性プラスチックに潤滑剤としてテトラフルオロエチレン(PTFE)粉末を混入したものが用いられることがある。

また成形収縮率を下げる為、ガラス繊維強化を行うこともあるが、相手部品を摩耗するおそれがある。

・難燃性
・耐薬品性



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樹脂設計便覧

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